1匹の弱虫が意外と強くて笑えるんです

インディーズ漫画家の生き様ってやつを見せつけてやるさ。

お出かけワンワン Part.6(最終回)

手を白く塗ってみた。

少しだけドラえもんに近づけた気がした。

 

長谷川です。

 

 こんにちわ。

週4のはずなのに、なぜ今週は最初から週5だったんだろうなー。

ああ、バイトの話ね。

 

えーっと…じゃあ、こないだの続きから。

お出かけワンワンの記事は、今回が最終回です。

 

で…まぁ、高尾山の暗い山道を下山するわけなんですが

初っぱなで違う方向に行きました…真っ暗のリフト乗り場のほうに…。

ともみっちが「ほらぁー! やっぱりケーブルカーで帰ろうよぉー!」と

喚いていました。

そらそうでしょう。先行き不安で仕方ないでしょう。

僕も この時ものすごい不安で仕方ありませんでした。

なんせ、ともみっちが方向音痴で、僕が極度の方向音痴なわけですから。

そら不安なりますよ。

もしパンダ飼ったなら、フアンフアンて名前つけてしまうぐらい不安でした。

ただ!そこは「何があっても自分は大丈夫」という強靭なハートの長谷川さん!

なので、ともみっちにこう言ってあげました。

「たまたまですよ。たまたま。ほら、そっちでしょ?ぜんぜん問題ない」と。

でもまぁ、普段の僕の言動を知ってるだけに、ともみっちが

「ホントに?ホントに見えてるの?」と。

ってゆーか、僕ド近眼ですしね。そら信用できないでしょう。

ただ!夜なると、めっちゃ目ぇ利くんです。僕。不思議なことに。

だから、僕が道筋や、道脇にあるベンチが見えてる事を、ともみっちが

不思議そうにしてました。

「普段ぜんぜん見えてないのに、なんで見えんの?」と。

まぁ、自分でも不思議なんで答えようがないのですが。

夜のほうが、くっきり見えるんです。

あと、前に行った八王子城跡に比べたら、ぜんぜん明るかったんですもん。

自分の中では。

 

ただね…途中から舗装された道が、マジの山道に変わった時は

「これ大丈夫か?」って思いましたけどね。

そんな中でも、ともみっちのカバンを持ってあげ…

ってゆーか、ともみっちのカバンが何気に重かったんです。

この人、よくこんなもん たすき掛けして1日歩いてたなー思いました。

で、ともみっちが何か不安や愚痴を口にする度に、なんの根拠もない

「ぜんぜん問題ない」を連呼してました。

 

ってゆーかね、ともみっちが暑いだの疲れただの うるさかったんです。

ともみっち、メガネかけてるんですが「メガネが曇った」には笑いましたけど

何故そんなに疲れてんのか理解できませんでした。

だって、僕ぜんぜん汗もかかないし、息も切れないんですもん。

まぁ、普段バイトで めっさ動いてるし、住んでるとこ標高180mあるからかも

しれませんが。

ただね、歩いてると時々、茂みの中からガサガサと音が聞こえるんです。

まぁ、道脇の看板に「猿に食べ物を与えないで下さい」って書いてるんで

いるんでしょうね。猿。

猿だけだったらいいんですけど、凶暴な動物いたら恐いじゃないですか?

なので、キョロキョロしながら歩いてたら、ともみっちに「え!?なに!?

恐いんだけど!?」と言われるので「あなた、ぜったい走れないでしょ?」と。

続けて「だから、なんか出てきたら対応せなアカンでしょ?」と。

つーかね、ともみっちが少しの事で大声出すから「声がデカいです。

動物ならまだいいですけど、変質者みたいなん寄って来たらどうするんですか?」と

注意しまして…だって何回か前や後ろから人が歩いて来てたんで、獣よりも

そっちを警戒してたんです。僕。

なんでしょう?この危機意識の高さ。危険予知能力がハンパないんです。僕。

 

で、まぁ何やかんやで50分かかって高尾山駅に着きまして、ともみっちは

けっこう文句言ってましたが「いいじゃないですか。あなたの普段の生活の中で

こんな経験なかなかできないでしょ?」と吐き捨てておきました。

ただ、アレだなー…五感フルに使うと精神的に疲れるなー。

んで、次の日ともみっちは筋肉痛で足パンパンだと言ってましたが

僕は全然でした。長谷川さん強いなーって思いました。

以上が、初めて高尾山に行った時のお話です。

 

ああ、今日は休みなんで、たぶんツイキャスすると思います。

この高尾山の話も、またツイキャスですると思います。

書くのと話すのではニュアンスの伝え方、伝わり方も違うと思うので。

今日のツイキャスも録画は合言葉で鍵かけて残すので、合言葉を知りたい方いれば

気軽にDMなり何なりくれたらお教えしますよ。

 

んじゃバイバイ。