1匹の弱虫が意外と強くて笑えるんです

インディーズ漫画家の生き様ってやつを見せつけてやるさ。

これはこれで

次、素振りする時に「チャーシューメン」て言ったら、2tトラックで轢き殺すからね。


長谷川です。


こんにちわ。

午前中に髪を切りに行ってました。 もうトンガってません。

ものすごく優しい感じになりました。

ほとんどの人が口を揃えて「好青年」て言うような感じになりました。


で、昨日の午前中に最終話の原稿が終わりまして、昼ごはん食べてから横になったら

夜の11時頃まで寝てしまいました…。

ああ、最終話の扉絵こんなんです。

2016102401 

僕ね、ネームで何に一番時間かかるかって、扉絵なんです。

一応、本編と関連性がある感じをと毎回毎回 考えてるんです。

アビル少年の時もそうだったんですよ。

あっちはタイトルに映画って入ってるので、なんか映画っぽい感じにしよう思いながら

やってましたかね。

で、まぁ今回ラストだったわけですが、長谷川らしい終わらせ方になってますよ。

長谷川らしいってゆーか、あの2人らしい終わり方になってますよ。

んで、上に挙げた扉絵なんですが、今回も葉っぱはペンで一発描きでして

これね、葉っぱなんて10人中7人が葉っぱに見えてりゃいいんですよ。

ただ、本人が いくら葉っぱだと言い張っても10人中7人がチワワに見えてりゃ

それはもうチワワなんですよ。

何が言いたいか言いますと、アビル少年の9話の4ページ目の4コマ目に

ジャッキー・チェンらしき人物が戦ってるシーンが描かれてるのですが

これ動画や画像を一切見ずに描いてますからね。 資料無しで描いてますからね。

ジャッキー・チェンの映画自体は子供の頃よく観てましたけど。

そんなもんね、ジャッキー・チェン見ながらジャッキー・チェン描いたら

それはもうジャッキー・チェン以外の何者でもないわけですよ。

ただ! それは僕のジャッキー・チェンではないわけじゃないですか!?

僕の中のジャッキー・チェンは、僕の中のジャッキー・チェンであるわけじゃないですか!?

だから、あそこに描いたジャッキー・チェンが、僕のジャッキー・チェンなんです。

背景も完全に脳内イメージですからね、あんなもん。

しかも、あれ何で上からトーンベタ貼りしてるか教えてあげましょうか。

ジャッキー・チェンっぽくない感じを誤魔化せるからですよ。

それ蔵重に言ったら「長谷川さんの そーゆうとこホント恐いわー」って言ってました。

しかも、それ3話目のビッグフット、4話目の紅白歌合戦のとこでもやってますからね、僕。

こまけーことはいいんだよ。

感覚でやっとんねん! リアルさなんか人それぞれや! アホか!

以上。


んで、今日は夕方から原稿の受け渡しです。

高尾駅まで歩くんタルイわー……。